岡山県のお土産の代表的なものと言えば「きびだんご」
その中でも、この「廣栄堂」の「きびだんご」 のイラストはとてもかわいくて親しみが持てますし、またお味も他の物よりも ずっとおいしい。。。と 「きびだんご」を買う時はいつもこちらの物にしています。
「廣栄堂本店」

岡山電気軌道東山線終点「東山駅」手前の「中納言駅」の前にありました。

後ろにくるっと回ってみると こんな感じ。
「廣栄堂」

旧日本銀行岡山支店
1922年(大正11年)建築
長野宇平治設計
藤木工務店施工
平成17年(2005年)9月、大正期の優れた歴史的建造物を後生に残していくため、岡山の新たな文化・芸術の創造拠点「ルネスホール」として生まれ変わりました。
「ルネスホール」

「出石」と言えば、兵庫県北部にある町を思い浮かべてしまいますが、岡山にも「出石町」と言う、ずっとそのまま。。の町並があります。
禁酒会館の二階は アトリエと集会所になっています。
「見て頂いて結構ですよ」と言われ、擦り減った木の階段をミシミシと上がると、静かな静かな二階。
自分の足音だけが響く中、遠慮がちに写真を撮らせて頂きました。

「禁酒会館」
1階にはカフェがあります。。。




1970年の食堂閉鎖の後“幻の味”となっていたカレー。
食堂の元コックさんの協力で、かつての調理法そのままに、1日10食限定で提供されています。
ぜひとも。。と思っていましたが、さっきのデミカツ丼のあとでは、さすがの私も。。。
ほどよく冷えた ミルクコーヒーを頂きました。
カフェの隣にあるこのスペースは 「一坪ショップ」
このときは、使われていませんでした。
(反対側におられるマスターの姿がうつりこんでいます)

カフェへの入口とは別に二階へ直接あがる階段と、郵便受けがあります。



岡山駅から、岡山電気軌道の路面電車に乗って5分、城下駅下車。

大きなビルにはさまれて、 少し昔の建物があります。


「禁酒会館」
1923年(大正12年) 建築。
その名のとおり、「禁酒運動」の拠点として建設されました。
以来80年間禁酒運動のシンボル的存在 として、戦時の岡山空襲も免れ頑張ってきた建物です。
今もなお、「禁酒会館」の存在、及び設備自体が 禁酒宣伝となっていて、月2回NPO法人による「酒害相談」をされています。


1階:キリスト教書店 カフェ 一坪ショップ 中庭
2階:アトリエ 集会場
3階:事務所
「禁酒会館」
「ドミカツ丼」
岡山の一風変わった丼、「ドミカツ丼」とは、キャベツとカツを重ねた丼に ドミグラス・ソースをかけたものです。
「味司 野村は昭和6年創業、元祖ドミカツ丼の、お店。
岡山駅から歩いて5分位の所にありました。


「子膳」 「孫膳」は 普通の丼より量は少なめですが、小ぶりの丼 二つに盛られるようです。
私は普通の「かつ丼」

お味。。どうでしょ? ドミグラスソースと言うだけあって ハヤシライスのような感じもしますが。
ちょっと味が濃いかな?カツの味が生きてこない。。
ん~。。。。 ってところです。。(笑)

お店に入ると テレビ取材中。
なんの打ち合わせもなく、その場に居合わせたお客さんの
食べてる様子を撮り、味の感想を聞いていらっしゃいました。
私も 予備取材を受けましたが 残念ながら 取材なし。。(笑)

8月15日19時から 毎日放送で全国放送されるそうです。


いろいろなブログを拝見させてもらっていると、 たった一枚の写真から たくさんの事を感じさせてくれるブログがあります。
「岡山電気軌道」の 記事を書くとき、 こんな一枚を もっと暖かく綺麗に撮って、表現できたらいいなぁ。。と思うのですが。。。
「岡山駅前駅」で「KURO」を待っていた一時間弱の間に、その日 走っている全部の電車を見る事ができました。



岡山県児島は 日本製ジーンズの発祥の地。
その児島発の「桃太郎ジーンズ」 の電車。
岡山電気軌道の中で一番 気に入りました。

「アクサ生命」

「アクサ生命」

「JR」

「JR」

「全日信販」


「大手まんじゅう」

「はるやま」

「ビッグカメラ」

「ビックカメラ」


「OHK」

「MEIWA」

「内山工業」

「内山工業」
以下は、「KURO」と一緒に 車庫に置かれていた電車です。

「e-ARPA」

きびだんごで有名な「廣栄堂」

きびだんごで有名な「廣栄堂」

きびだんごで有名な「廣栄堂」

「吉備国際大学」



岡山の路面電車 岡山電気軌道を走る「超低床式路面電車 MOMO」
他の電車よりも車両が長く、KUROを待ち続けていた場所からは全体像をとらえることができませんでした。
超低床式路面電車 乗降口には全く段差がありません。




座席、椅子。車内全体に木の香りが漂っています。
新しい車両であるにもかかわらず、こうして「木」の温もりを大切にしているのは さすが 水戸岡鋭治さん。
水戸岡さんは和歌山電鉄の
いちご電車 おもちゃ電車 をもデザインされた岡山出身のデザイナーで、このMOMOも勿論 水戸岡さんのデザインです。


後ろはJR岡山駅です。

夏の青春18切符 第一回目。
Kyo-toさんのブログを見て 「KURO」に会いたいと思いました。
岡山は電車を乗り継いでも3時間半。日帰りに最も適した距離かもしれません。

JR岡山駅前の 岡山電気軌道 「岡山駅前駅」で 待ちました。
調べておいた運転時刻になっても「KURO」は来ません。
暑い中。。 小一時間待ちました。
どうやら。。一巡したようで、見覚えのある電車と、見覚えのある運転手さんが来るばかり。。
仕方なく、東山線「東山駅」へと向かいました。。。
終点から、線路をたどると「車庫」

あれ? 右端の黒いあれ?
このまま帰るのは、勿体無いと。。事務所にお断りして「KURO」に近づきました。





こんなに間近にじっくりと見られるのは、車庫に入っている時位なんでしょう。。
でも岡山の町を走る KUROを見たかった。
木の温もりのある KUROを見たかった。。
またの機会に。。来た時は、走っていてね。。