朝は都電乗場をみつけるのに一生懸命だったので周りは見えてませんでした。
JRとの連絡口 「王子」 再び。
都電荒川線は路面電車。と言っても、実際に路面を自動車と一緒に走る併用軌道があるのは、飛鳥山~王子駅前の一駅の区間だけ。
このあたりが、ひとつの見所です。


近くの飛鳥山公園には三つの博物館。



公園まで登るモノレールは、まんまるアカプルコ。
「乗ってみようかなぁ。。」と眺めていると、ディズニーランドにいる娘達からメール。
「まだこれから遊んでお土産買うから18時位に戻ってきたらいいよ」
うーん まだ時間がかなりあるよなぁ。
何をしようか、どこへ行こうか。。

昭和の雰囲気のただよう、立ち食いそば屋さんを眺めながら。。
そうだ!!。。 ○○へいこう!!
都電荒川線「三ノ輪停留場」から「荒川一中前停留場」までの500メートルほどの距離をまっすぐに並行に「ジョイフル三ノ輪橋商店街」が続いています。


都電荒川線のイラストが描かれていて、地域に根づいている事がわかります。
都電荒川線は、新宿区の「早稲田停留場」から荒川区の「三ノ輪橋停留場」を結ぶ12.2キロの路線です。
終点「三ノ輪橋停留場」

「荒川車庫前停留所」
東京都交通局荒川電車営業所 、都電荒川線の車庫がある中枢駅です。



「おもいで広場」には古い車輌もあり、じっくり見たいのですが、平日は入れませんでした。

車庫へ出入りする車輌のために渡り線があり、三ノ輪行のホームは降車ホームと乗車ホームに分かれています。
電車の動きをじっと見ていると、面白い場所です。


話は突然に、東京です。
今年二月。娘家族と一緒にディズニーランドへ。一日目、生まれて始めてのディズニーランドを「これが夢の国なんだなぁ」と納得。
翌日は、私らしい選択で、ディズニーシーで遊ぶという娘家族とは別行動で「都電荒川線」に乗ることにしました。
「東京へはもう何度も行きましたね♪
(マイペース)」
何度も行ったけど、何年前でしょう。オフコース、小田和正さんのコンサートへと何度か武道館、東京ドームへ足を運びました。 ただ、直行で東京の何処を見たわけでもなく。
今のように鉄道旅をするようになっても、東京駅は乗換駅でしかありません。
修学旅行はと言えば、バスで皇居と国会議事堂を周っただけです。
今は便利で、接続駅はすぐにわかるものの、実際 首都東京周辺を歩くというのは大変。
丁度 通勤ラッシュにかかってしまいましたが、「おのぼりさん 邪魔」などと思われないように、何食わぬ顔で、実は案内板を必死で追いながらスタスタ。。歩く歩道もつまずきそうになりながら、スタスタ。。




熊本駅到着 17時半。
ホテルにチェックイン、荷物を置いてすぐに市電に乗りに行きました。
いきなり出会ったのが 「チキンラーメン電車」
これが見たかったのです。

建築マップのコピーを片手に神戸の海岸通を歩いていると、突然に煉瓦造の建物が目に入りました。
「何? マップに載ってない、辰野金吾違う? あれは何?」
思いがけない発見。一歩一歩建物が近づいてきます。胸が高鳴ります。
思いがけなく素敵な建物を見つけたとき、突然に正面に立たないのが私。 素知らぬ感じで前を歩き抜けます。
まだまだ。。まだまだ。。 たまらなく綺麗なものはちょっとずつ。。ちょっとずつ。。。
近代建築を見るときの私は、いつもこうです。
高鳴る気持ちを押さえて押さえて。。勿体ぶります。
ん? 駅?

親子連れがこの建物の地下へ降りていこうとしています。
なんとか駅って。。書いてあるよね?

どうなってるの?
驚きました。 この建物は「L」型に壁だけが保存され、しっかりと補強がしてあるのです。
(その「壁」であることを表現するためには撮影位置が悪かったようです)


先ほどの駅入口の裏側です。

ここから地下へ降りると地下鉄の駅です。
1908年(明治41年)第一銀行神戸支店として 辰野金吾が設計 1961年からは大林組神戸支店として使われていたこの建物は阪神大震災でかなりの損傷を受けたそうですが、新しく計画されていた市営地下鉄の駅として壁が保存されることとなったそうです。
歴史ある建物が震災にあいながらもこういう形で保存されていくという事は嬉しいことだと思います。

辰野金吾氏は 京都府京都文化博物館別館(旧日本銀行京都支店)
中之島公会堂の設計者です。
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来週末まで用事や仕事で京都に行けるような日がないけれど、やはり松の内までに京都の神社にお参りしておきたいと思った私は今日、仕事を終えてから雪の中京都に行きました。
1月7日。
地下鉄運賃改正の日でした。

私がよく利用する山科~蹴上・東山・三条間、京都~今出川間は230円から250円に変わってしまいました。

月に何度も京都へ、地下鉄移動、徒歩移動が中心私にとっては少し困った話です。