今回の歴史探訪。
鉄道・駅舎好きとして、はずせないのは「駅」。
まだ降りたことのない、駅舎です。


京都から、直通の新快速に乗ると40分で到着できます。
湖西線の開通は昭和49年(1974年) 私がしっかりと物心がついてからの出来事で、在来線としては比較的新しい路線といえるでしょう。
既に、車時代が到来しはじめていた時期の建設のためか、全線高架で、駅舎は面白みがないのですが、琵琶湖を見下ろす車窓は気持ちのいいものです。



駅前で姿勢よく座っおられる銅像は「中江藤樹」
「近江聖人」と呼ばれる中江藤樹は、安曇川町出身の日本陽明学の始祖。
駅から徒歩10分の所に
「道の駅 藤樹の里あどがわ」">「道の駅 藤樹の里あどがわ」があります。こちらかなりゆったりと広々した道の駅です。

扇子の形をした池。
国産の扇骨(竹製の扇子の骨)のほとんどが安曇川で作られています。
「高島仙骨」">「高島仙骨」

駅前にアーバン銀行(旧びわこ銀行)を新築するにあたり、遺跡が発掘されたそうです。
高島という町は、つくづく歴史深い町です。


「昭和十二年五月建立
藤樹神社参拝道 東十三町
藤樹書院 東十五町
藤樹道」
現在も、JR安曇川駅の南東約1.2kmに、中江藤樹の住居跡・講堂跡があり、これを示しているようです。

寂しい事に、駅前のスーパーは閉店したままの状態。この先国道沿に移転して大きなショッピングセンターとなったのに、このような状態は、ちょっと誤解を招くのでなんとかしましょうよ。。


廃線の危機だなんて言わないでくださいね。。

「鴨稲荷山古墳」からは、湖西線が見えます。
★★ 滋賀県からのお知らせです ★★
「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」(仙台市博物館)が下記のとおり開催されます。
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○展覧会名:「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」
○場所:仙台市博物館
○会期:平成25年7月12日(金)~8月25日(日)
○展示内容
・第一部:近江の仏教美術・神道美術(55件)
・第二部:近世絵画(24件、滋賀を舞台とする作品や滋賀ゆかりの画家の作品など)
・写真パネル展:『水と神と仏の近江』=社寺の景観、滋賀の風土、人々の暮らしなど(文化財を育んできた滋賀の魅力に触れていただけます)
※本展は、静岡・仙台・出雲を巡回する展覧会の2会場目となるもので、昭和36年の開館以来、50年以上にわたって活動してきた琵琶湖文化館の収蔵品を二部構成で展示公開します。
【詳細】県政eしんぶん平成25年5月22日号">【詳細】県政eしんぶん平成25年5月22日号・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勢多唐橋東西大綱引合戦が下記のとおり開催されます
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★主催:勢多唐橋東西大綱引合戦実行委員会
〒520-0861
滋賀県大津市石山寺3-2-28 石山観光会館内
TEL:077-537-1105(受付時間9:00~17:00、年中無休)
FAX:077-534-9927
mail:info@seta-karahashi.com
【趣旨】
10月19日(土)の午後、「瀬田の唐橋」を交通遮断し、東軍、西軍各100名づつで、前例のない大綱引合戦を橋上で行います。
つきましては、綱武士(綱引き参加者)を全国から募集します。
下記↓HPで参加条件等の詳細を確認の上、別添の申し込み用紙により、お申し込みください。
【詳細】
http://www.seta-karahashi.com/">http://www.seta-karahashi.com/ 《募集要項の概要》
・日時:平成25年10月19日(土)
・参加料:2,500円(保険料含む)
・募集人数:東軍、西軍各100名づつ
(応募多数の場合は実行委員会にて抽選のうえ決定し、当選者に連絡)
・参加資格:中学生以上で健康な方(性別不問)
【周辺エリアでのイベント】
★周辺エリアでは多彩なイベントがあります。ぜひご来場ください。
・名物市
・太鼓演奏やミュージシャンによるライブの開催
・来場者用水上バスで瀬田川、琵琶湖を遊覧
など、いろいろ
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滋賀県教育委員会では、さまざまな歴史探訪の実施に取り組んでおられます。
ご興味のおありの方は、是非 ご参加くださいませ。
「近江歴史探訪」">「近江歴史探訪」「ブロガーによる歴史探訪情報発信 INDEX」">「ブロガーによる歴史探訪情報発信 INDEX」
湖西線が開通したのは、物心がつきすぎてからで最近だと思っていたけれど 1974年開通、40年近く以前の事になります。
全線高架で琵琶湖西岸を走るため、車窓は素晴らしいのですが、高架駅のため駅舎そのものの魅力が少なく、なかなか記事にするのが難しい路線でもあります。

「大津京駅」
2008年に「西大津駅」から改称されましたが、今はまだ「西大津駅」と呼びたくなる段階です。
特筆すべきは、主人と私が始めて会った場所。。? なんてどうでもいいのですが。。。。
現在、駅周辺は高層マンションが林立、ショッピングセンター、飲食店がたくさんあり賑やかな場所となりましたが、駅が出来た当初は、まさしく田圃の中でした。
静かな皇子山の地に、支柱を埋め込む工事の音が一日中鳴り響いていたのでした。
大津京駅周辺は本当に随分変わりました。

大津京駅は京阪の皇子山駅との接続駅。
以前は高架下を通っていたように思いますが連絡通路が出来ていました。
ただ、贅沢を言うのなら全く雨風にさらされる事のない通路を作れば良かったのに思います。




京阪電車皇子山駅の真上を湖西線の線路が通っているため、電車が通るたび ゴゥーと大きな音がします。
京阪電車皇子山駅は湖西線大津京駅との接続のため、2006年少しだけ大津京駅方向に移動しました。
「湖西線」
文字通り、琵琶湖の西を走る路線で、高架から見下ろす琵琶湖はキラキラと輝きとても綺麗です。
1974年(昭和49年)7月20日 - 山科~近江塩津間 (74.1km) が開業
関西と北陸の短絡という目的から高速走行を狙う路線とされたため、ほとんどの区間がトンネルや高架線となっており、湖西線内に踏切は全くない
工事の様子を子供の頃 見てきたくらいですから比較的新しい路線。
駅は高架に作られ、個性があまりなく、電車から見下ろす風景と、琵琶湖をバックに電車が走る風景の方が私には魅力的です。

この 大きな人誰でしょう?
そう、「ガリバーさん」です。
ガリバーさんと、高島市の歴史的関係は特になく、恐らくこの駅から 江若バスにて畑行き、鹿ケ瀬道下車、徒歩50分(遠い!)のところにある「ガリバー青少年旅行村」のアピールのために 立っていらっしゃるのでしょう。


高架下には椅子が並んでいました。

「ガリバーレストハウス」もありました。


のどかな場所です。
「ガリバー青少年旅行村」滋賀県民ながら、まだ一度も行ったことありませんが、一度行って見たいところです。



3月15日 JR湖西線の「西大津駅」が「大津京駅」へと、改称されました。
湖西線は「山科駅」から「近江塩津駅」までをさしますが、その後北陸線へ接続、金沢、富山までの特急も走っています。


(駅裏側、西側)


「雄琴駅」も、同じ日「おごと温泉駅」へと改称されました。
「大津京駅」への改称には賛否両論あるようでいまだに論議がかわさせています。
<参照>「西大津駅」であっても「大津京駅」であっても、遠くの人には、JR東海道線の「大津駅」とまぎらわしいのに変わりはないように思います。
いっそ、「大津」と言う名詞をはずした駅名にした方がよかったかもしれないと思います。
湖西線は江若鉄道の路線にほぼ、沿うように作られたため、高架の下は江若線の廃線後でもあります。

駅名が変わって二日目ですもの。
「西大津駅」の名前はまだ残っています。

「皇子山中学」は私の通った学校。
そう。。このあたりで生まれ育ちました。
文通相手だった、主人と始めて待ち合わせをしたのはこの「西大津駅」
ほぼ、ひとめ惚れでした。。 (笑)