
JR大津駅二階では「オールドオーツ『物語の誕生』2010」が催されていました。
「この写真展でご覧にいれたいものは、有名な写真家さんの作品ではありません。また、昔の写真といっても、必ずしも、歴史的・資料的価値のた高いものではありません。
ただ、ただ、このまちで生きているみなさんの子供時代や若かりしころのスナップ写真を見せていただき、それにまつわるお話を聞きだして、物語に編む。。。。。 (以下 省略)」



それぞれの写真とともに、その人の思い出が書き添えられてあります。
同じ一枚の写真でもこうして、言葉があることで、感動が大きくなるということを この「オールドオーツ」の写真展で始めて知りました。
同じ時代に生きて、同じ風景を見た方の物語、気持ち。。
こみあげてくるものがありました。
なかでも 滋賀会館のソフトクリーム売場の写真と、そこでの思い出のお話を見せて頂いたとき、昨年12月に亡くなった父の暖かい思い出と重なる熱いものがあり、思わず涙が溢れてきました。。
(あまりにも優しい父の思い出なので、胸にしまっておきたいほどに大切なもの。。)

会場で「良かったら写真集持っていってくださいね」と言われ、「ありがとうございます」と。。。声を出すとまた余計に、熱い想いがこみあげてきて、「父との思い出が。。。」と話ながらまた涙が出てくるのでした。

「オールドオーツ」の写真集に載せられているその写真の隣の頁は、同級生がお父さんに抱かれている写真でした。
写真が趣味だった父が残してくれた写真が、まだいっぱい実家にも、私の家にも残っています。
父の写真もこうして、いつか「オールドオーツ」の一頁を飾れるようになれたらいいなと思いました。
「大津百町大写真展」で、私が最も感動した会場はこちらでした。。。
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先日仕事で近くまで行ったのに寄り道することができずに
今思えば残念です。せっかくメールで知らせて頂いたのにね。。。
この記事を読んで私も涙が出そうになりましたよ。。
やっぱり、ふるさとや家族の思い出ってとっても温かいですよね。
大人になって、歳をとればとるほどそう感じます。
なんでもない家族のひとコマなのに、鮮明に蘇る暖かい場面ってありますね。
そのときは、なんでもなかったのに、「今」になると。。親の優しさを感じたり。。
大津の写真展 早くにお知らせできればよかったのですが、私も終盤になってから足を運んだのでお知らせが遅くなってしまって申し訳なく思っています。
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