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「旧松岡医院 (かわかみ建築設計室)」  (長野県松本市)

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カタクラモールから裏道を通って、女鳥羽川に出てきました。
なんとなく歩いていると、洋館建築。


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随分と重厚な感じがします。




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デザイン性の高く装飾の多い建物。

大正12年(1923)の大火で焼け野原になった地に、一斉につくられた建築群のひとつ。
医院併用住宅として昭和2年(1927)に完成した「松岡医院」
設計は、渡辺節だともいわれいる。
時代は大正ロマンの延長線上にあり、数ある木造建築の町屋のなかで、洒落た洋館としてひときわ目立ったに違いない。以来、町中の医院として人々に頼りにされ親しまれてきたのである。
15年程前には、医院の跡継ぎになられる若夫婦が屋敷内の土蔵を再生し、二世帯同居の理想的な家業形態を取っていたのである。しかし10年後には前医院長夫妻が亡くなり、若先生もその能力を買われ東京で医大の教授となり、地元松本での継承がままならなくなったのである。
そしてついにこの建物を解体して駐車場にしたいという話が持ち上がった。。

そんな時。。「かわかみ設計事務所」さんが借りることとなりました。。


1.前庭アプローチの広場化(駐車と人々の休憩用スペース)
2.一部間仕切り壁親切(家主使用部との区別)
3.壁、天井の補修・クリーニング
4.ワーキングスペースの床の張替え
5.冷暖房設備(床暖房とエアコン)
6.建具の調整
7.電線・電話・照明等の取替え
8.ワーキングスペースの出来るだけ楽しい設い
(受付に置かれていた「使うこと」で生かしつづける「旧松岡医院」という、パンフレットより抜粋させて頂きました )

以上の工事をされ、再生。
現在 事務所。まちづくり相談室として使われています。






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「自由にご見学ください」と書かれていました。。
そぅっとドアを開けて入りました。。。事務所からお仕事の声は聞こえてきますが、どなたが迎えに出てくるわけでなく。。 そぅっと。。躊躇しながら見回していると、女性が通りかかられたので「見せて頂いてよろしいのですか?」とお聞きすると「はい どうぞ。。」。。
それっきりでした。。 誰もおられない、部屋や二階まであがっていいものかどうか。。小心者の私は遠慮がちに見せて頂いたのでした。



まずは二階へ。
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廊下の両側に部屋があります。
和室が続いていたりして、和風造りになっていました。
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階段はもう一箇所ありました。
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一階は医院としての機能が大きいようで、当時からのものなのかどうか、各部屋にプレートが掲げられていました。
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外観を見ていた時に気になっていた、ステンドグラス。
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一度消えかかった、名建築が建築家さんの手によって、再生され生き続けている。。
こうして、末永く町に溶け込んでいて欲しいと思います。







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[ 2013/05/02 22:18 ] ---まちあるき--- 長野県 | TB(0) | CM(2)

No title

駐車場のいならなくてよかったです。こうやって歴史的遺産を引き継いでいける例はそうはないでしょう。やはりお金もかかりますし。
[ 2013/05/06 18:03 ] [ 編集 ]

★うてきなぷりぱさん

この建物は、いい人とめぐり合えましたね。
松本の町は町全体に古いものを大切にしようという空気があるのを感じました。
自治体、国が協力的になってくれるといいのですが、なかなかそうもいかないのが現実ですね。
[ 2013/05/07 22:02 ] [ 編集 ]

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