「鴨稲荷山古墳」 (滋賀県高島市)

 実は、今まで「古墳」というものを近くで見た事はありませんでした。
有名な大阪の仁徳天皇稜も航空写真で見るだけで実際に訪れた事はありませんでした。
この日の午前中に訪れた、「田中王塚古墳」が、始めてだったなんて笑われてしまいそうですが、凜とした静かな森の中に こんもりとした盛り上がりがあり、その周りをロープか張り巡らされ、「立入禁止」になっているという状態に、へーこれが古墳なんだぁ。。と感動したのでした。


 「鴨稲荷山古墳」は、安曇川と鴨川によって形成された沖積平野に立地している、全長60メートルの規模を持つ前方後円墳で、古墳時代後期(6世紀前半)に築かれたと考えられています。

13062401.jpg

明治35年(1902)に発見
明治の時代に「発見」というのが、なんとも不思議な感覚。
平成の今「明治」の何か発見しても「大発見!!」なのに その「明治」に発見とは、いかに 6世紀という時代が遠いかがわかります。
その後、大正12年(1923)に京都大学考古教室が再調査。
現在は、史跡公園として整備されています。
明治以降も大切に、取り扱われてきた事がわかります。



13062408.jpg
この建物は何?

この中に「石棺」が、雨露を偲んで大切に保管展示されています。

13062402.jpg

これ、本物?という位に、綺麗な状態です。


13062407.jpg
前方後円墳。
「円形をしている後円部が埋葬のための墳丘で主丘」という事で、この前方かなたまで古墳が続いていたと見られます。


13062404.jpg

13062403.jpg

被葬者の頭位は南東、家形石棺の外面には、ベンガラ、内面には朱が塗られていました。石棺内の被葬者の身の回りには、金銅製の宝冠(ほうかん)・飾履(しょくり)・魚佩(ぎょはい)・金製垂飾付耳飾・玉類・環頭太刀・鹿角装太刀。。。など豪華な副葬品が納められ、石棺外には、馬具・土器類が埋葬されていました。
この副葬品の配置は、近年発掘調査された奈良県斑鳩の藤ノ木古墳と同様で、6世紀の貴人の葬法を知る重要な遺物です。




13062405.jpg

13062406.jpg



 高島歴史民族資料館に、整備前の写真があります。
13062409.jpg

6世紀末のものが、このような綺麗な形で発掘された事がやはり不思議です。



また資料館には、石棺・埋葬状態の模型が展示されています。

13062410.jpg

13062411.jpg
画像上の部分が頭。

13062412.jpg
足部分。

13062413.jpg
頭部分。



このような形で、古墳・石棺を見たのは、始めてでした。




★★ 滋賀県からのお知らせです ★★



「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」(仙台市博物館)が下記のとおり開催されます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○展覧会名:「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」
○場所:仙台市博物館
○会期:平成25年7月12日(金)~8月25日(日)
○展示内容
・第一部:近江の仏教美術・神道美術(55件)
・第二部:近世絵画(24件、滋賀を舞台とする作品や滋賀ゆかりの画家の作品など)
・写真パネル展:『水と神と仏の近江』=社寺の景観、滋賀の風土、人々の暮らしなど(文化財を育んできた滋賀の魅力に触れていただけます)

※本展は、静岡・仙台・出雲を巡回する展覧会の2会場目となるもので、昭和36年の開館以来、50年以上にわたって活動してきた琵琶湖文化館の収蔵品を二部構成で展示公開します。

【詳細】県政eしんぶん平成25年5月22日号・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





勢多唐橋東西大綱引合戦が下記のとおり開催されます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★主催:勢多唐橋東西大綱引合戦実行委員会
〒520-0861
滋賀県大津市石山寺3-2-28 石山観光会館内
TEL:077-537-1105(受付時間9:00~17:00、年中無休)
FAX:077-534-9927
mail:info@seta-karahashi.com

【趣旨】
10月19日(土)の午後、「瀬田の唐橋」を交通遮断し、東軍、西軍各100名づつで、前例のない大綱引合戦を橋上で行います。

つきましては、綱武士(綱引き参加者)を全国から募集します。

下記↓HPで参加条件等の詳細を確認の上、別添の申し込み用紙により、お申し込みください。

【詳細】
http://www.seta-karahashi.com/ 《募集要項の概要》
・日時:平成25年10月19日(土)
・参加料:2,500円(保険料含む)
・募集人数:東軍、西軍各100名づつ
(応募多数の場合は実行委員会にて抽選のうえ決定し、当選者に連絡)
・参加資格:中学生以上で健康な方(性別不問)

【周辺エリアでのイベント】
★周辺エリアでは多彩なイベントがあります。ぜひご来場ください。
・名物市
・太鼓演奏やミュージシャンによるライブの開催
・来場者用水上バスで瀬田川、琵琶湖を遊覧
など、いろいろ

          ***********************


滋賀県教育委員会では、さまざまな歴史探訪の実施に取り組んでおられます。
ご興味のおありの方は、是非 ご参加くださいませ。
「近江歴史探訪」




「ブロガーによる歴史探訪情報発信 INDEX」


関連記事
[ 2013/06/21 22:28 ] ---まちあるき--- 滋賀県 | TB(0) | CM(2)

わたしが参加していた真野古墳でも石室が出ました。鴨稲荷みたいな石棺はありませんが‥
副葬品を見ると、ドキドキします。
もっとドキドキするのは、人コツです‥(冷汗)
[ 2013/06/25 22:27 ] [ 編集 ]

★sho惑星さん

発掘って地道な作業でしょう?。。
でも 掘り当てた時の感動は最高!! だろうなぁと思います。
人骨。。。。。。 サスペンスのような。。
1000年以上経過しても、骨が残っているというのは、不思議。 生きた証、存在した証ですね。
そう考えると、なんともロマンチックかもしれません。


平津あたりでも、30年位前 発掘されていました。。
[ 2013/06/25 22:59 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://michiyo0520.blog20.fc2.com/tb.php/2693-e7a1a02c