オランダ堰堤 (滋賀県大津市)

ブロガーによる歴史探訪情報発信
【 旧南郷洗堰周辺からオランダ堰堤を訪ねて - 大津市 】
2013.9.29


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「オランダ堰堤」

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木の影があって、わかり辛いのですが 「草津川起点」と書いてあります。
大津市南東部の鶏冠山(標高491m)西麓を源流とする、一級河川の指定区間上流端。
大津市の田上の山から、草津を通り琵琶湖に流れ出ていた川です。


中流から琵琶湖にかけて草津川放水路が出来たため、途中から廃川となってしまいました。

それはさておき、草津川起点から、いきなり滝のように水が流れ出ています。

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「オランダ堰堤」

 大阪に新しい港をつくり、淀川を大型船が往来できる川にするために、明治6年(1873年)にオランダから、ヨハネス・デ・レーケらが日本に招かれました。
デ・レーケは淀川上流の、荒廃した大津市の田上山の治山がまず、先決だと考え、山から川へ土砂が流れないように食い止めると同時に、荒廃した山に新たに木を植えるという2つの方法で治山治水を行いました。
土砂が流れないように食い止めるために作ったのが 「オランダ堰堤」

オランダ人の指導のもとに作られたため「オランダ堰堤」と名づけられました。
明治22年完成。
大津の琵琶湖第一疎水完成が明治23年。
日本の近代化への幕開けの時代です。



堰堤上部からの画像です。
上の説明板の断面図の上部の平らになった部からの画像。

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石が階段状に積み重ねられ、表面がアーチ型にまあるくなっているのがわかります。
中央部に水を集めて、両端が削り取られにくいようにとの構造です。



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端の方は水が流れていませんでした。

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探訪でご一緒した皆さんが堰堤の上部を観察しておられる様子です。
ここにも水はありませんでした。





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平成元年「日本産業遺産300選」に選定されました。

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デ・レーケの胸像。



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橋は浸水。。 どなたかが置いて下さった石の上を歩かないと靴に水が入ります。。(笑)


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オランダ堰堤より100メートル下流にあるのは副堰堤。こちらは、改修されたようです。






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オランダ堰堤一帯は「湖南アルプス自然休養林」となっていて、夏には水遊びの家族連れで賑わっています。





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江戸時代の地元の人々の苦労が書かれています。





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[ 2013/10/11 18:58 ] ---まちあるき--- 滋賀県 | TB(0) | CM(2)

No title

草津川昔の川の時は水がほとんどなかったです、雨がふるとすごい水がでたそうです。

今の草津川は水はすこーしあるみたいです。でもほとんど流れていない状態です。

川の中は雑草ですごいですね。草津川になる金勝川は氾濫したそうですんね。

 18号みたいな大雨は何十年ぶりですが、でもちゃんとしとかんと飽きませんね。
[ 2013/10/12 20:59 ] [ 編集 ]

★そば打ちおじさん

「想定外」の災害に対して、どの程度まで防災対策をするかですね。。
何十年に一度と言っても、コンスタントにやってくるものではないんですよね。
難しいところです。
[ 2013/10/14 15:36 ] [ 編集 ]

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