鳥取砂丘の生い立ち -火山灰層露頭-  (鳥取県鳥取市)

<山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 2013後期>

「鳥取砂丘の生い立ち -火山灰層露頭- 」

 まるで砂漠を思わせる鳥取砂丘。
その歴史は気が遠くなるほどの時代の中の変化から生じたものです。

①約10万年前、海面は現在よりも上昇していました。鳥取地方は大きな内湾となり、山地は岬状に突きだし、湾には大小の岩島が点在していました。絶え間なく流れだされる砂は湾内に堆積していきました。
②氷河時代になると、海面は低下し内湾は陸化しました。湾に堆積していた砂は厚い砂層の台地となりました。この台地を飛砂がおおって砂丘を形成しました。これを古砂丘と呼んでいます。古砂丘をおおって大山の火山灰が降下し堆積しました。
③長い古砂丘の時代をすぎて縄文時代に海面はふたたび上昇しました。鳥取平野は内湾となり、泥が堆積しました。しかし、海進の終りころになると、多量の砂が堆積するようになりました。
④縄文海進も終り海面が低下するにつれ、新しい砂丘が古砂丘の上をおおいながら発達しました。とくに、古墳時代以降、歴史時代には新砂丘ははげしく移動しました。しかし、最近では植林や河川工事などによって砂の供給が絶たれ、砂丘の成長は停止しています。

図解入りサイトはこちらです → 鳥取砂丘の生い立ち



私なりの簡単な解釈はこちら。

「10万年前」 砂丘はなく湾であったのですが、少しずつ砂が堆積
↓ 
「氷河時代」 海面が低下砂丘が出来る<古砂丘>
↓ 
 さらに大山の火山灰が砂丘の上に堆積
↓ 
「縄文時代」 海面が再び上昇 鳥取は内湾となり泥が堆積

「縄文時代末期」多量の砂が堆積

「現在」 新しい砂丘が古砂丘の上をおおいながら発達 現在は植林・河川工事により砂丘の発達は停止


縄文時代の次が「現在」であることに、気の遠くなるような年月を感じます。



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砂丘近くのお土産屋さんの駐車場の奥に、この変化がはっきりわかるところがあります。


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こんなにも、はっきりと10万年の変化を目にすると地球の偉大さ、宇宙の不思議を感じます。




ただ、結局 砂丘前に道路が出来、お店が出来、駐車場が出来て断面が見えたという事実を考えると、もし自然のままにしておいたら、この砂丘は、この後どのように変化しただろうか。。と。。

ま、それも万年単位での変化になるので どうあがいても自分で見る事は出来ないんですけどね。。。






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「火山灰層露頭」は、 砂丘ユニオンの駐車場で見る事ができます。





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[ 2013/12/25 15:38 ] ---まちあるき--- 鳥取県 | TB(0) | CM(0)

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