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「五臓圓ビル」 -鳥取の近代建築- (鳥取県鳥取市)

 
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「五臓圓ビル」-鳥取の近代建築-

 わらべ館(旧鳥取県立図書館)の通りを、西へ暫らく歩いていると左手に見えてくるのは、薄茶色の重厚な建物。

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智頭街道と、二階町通が交差する場所に建っています。

 昭和6年、江戸時代から続く薬種商森下家の先代が流行の意匠を取り入れて、旧鳥取県立図書館と同じ業者に施工させました。
 一階部分は薬局。初代の頃、僧より伝授された「三心五臓圓」という滋養強壮の家伝薬と各種生薬を代々扱い、日露戦争後は家庭用医薬を、大正には西洋医薬も卸小売する薬種商として栄えてきました。
 二階部分は住居。
 三階部分は 喫茶と、神戸オリエンタルホテルよりコックを呼び寄せての鳥取市内で最高級のレストランでした。

 震災、大火にも耐え、生き続けてきた、「五臓圓ビル」
平成22年には国の登録有形文化財となりました。


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惹かれるのはコーナーをアピールした壁。
丸みをもたせて、大きな壁にした事で全体に優しいイメージがあります。

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現在は、今も続く五臓圓薬局さんの他に カフェや 鳥取大学のまちなかキャンパスとして使われ続けています。

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 町の人々に愛され大切にされ続けている証でしょう。
HPや、生い立ちについての資料も充実しています。

是非クリックしてその魅力を感じてくださいませ。

→ 五蔵圓ビル
→  五臓圓薬局ホームページ 五蔵圓薬局について


 こうしてブログを書くために調べていくと、まだまだ鳥取で見忘れてきたものがある。。と感じます。

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[ 2014/01/18 15:23 ] ---まちあるき--- 鳥取県 | TB(0) | CM(4)

No title

木造建築が殆どであった時代にこの洋館はさぞかし異彩をはなっていたと想像されます。当時に比べて平面的な外観になっても平成の風景の中でも存在感は失ってないようです。薬局にレストランを開業するあたりは東京銀座の資生堂パーラーを彷彿させます。地方都市でこれだけのことを成し遂げた創業者はさぞかし先見の目を持ちかなりの財力を有していたのでしょうね。
[ 2014/01/19 18:38 ] [ 編集 ]

No title

智頭街道のところにあったんですか、わたしは見落としていますね。
[ 2014/01/19 21:51 ] [ 編集 ]

★うてきなぷりぱさん

素晴らしいコメントをありがとうございます。
このような建物が、現在も現役で使われているという事は素晴らしい事だと思います。
代々守り続けてこられた一族の心意気を感じます。恐らく補修をしながらまだまだ残ってくれるであろうこの建物。また鳥取を訪れた時の楽しみにします。
[ 2014/01/21 20:18 ] [ 編集 ]

★そば打ちおじさん

わらべ館から少し西へと歩いたところにありました。
風情のある商店街が始まる少し手前です。。
いいところですね。
[ 2014/01/21 20:21 ] [ 編集 ]

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