神鍋高原 <1> 「神鍋山噴火口トレッキング」 (兵庫県豊岡市)

<山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー>


神鍋山噴火口トレッキング

「噴火口トレッキング」? なんだか恐そうで勇気いるけれど、興味あります。
湯村温泉から、一路 神鍋山へ。
これがまた、なかなか遠い。車だとどれくらいかかるのか、わかりませんが、湯村温泉→JR八鹿駅→日高商工会館→(徒歩)→JR江原駅→神鍋高原ゆとろぎ前 と、バスを3回乗換ます。所要3時間15分。
この乗り継ぎに関しては、ネットで調べてもなかなか確信がもてず(笑) バス会社に電話で確認したり、八鹿駅のバス営業所でも再び確認したりで、無事到着するまで、不安いっぱい。
さらに、前日からの雨。
「トレッキング」なるものが、果たして雨の中 催行されるものなのか。。 もしや「中止」の電話でもかかってくるのではないかと、前日から携帯の呼出し音は最大にしていたり。。と。。。



ここからは、最後の行程、バス1本で到着できるはず。
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さりとて、神鍋高原はここから、さらにバスで30分です。
駅は地図の一番下です。

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「植村冒険館」というバス停が気になりました。
国民栄誉賞を受賞した植村直己さんは、ここ兵庫県日高町の出身です。



神鍋高原噴火口トレッキングのガイドをお願いしているのは、道の駅神鍋高原にある日高観光協会さん。
→ 近畿で唯一の神鍋山噴火口トレッキング

来てくださったのは、長身の泉さん。トレッキングと言うからには、筋肉隆々の若者がいらっしゃるのかと思いきや、初老のお方で意外。
いえいえ。。 これがなかなか つわものでお元気なお方で、私は終始ついていくのに必死でした。。。。 ハァハァ

神鍋山を前にして、意外に小高い丘であるかのような風景に驚きました。
そう。。 関西に住む私であっても 神鍋山が火山であることしら知らなかったのでした。
神鍋山スキー場。神鍋山高原。


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早速出発。画像右手の家のような建物は、スキー客の方のための宿泊施設、飲食店。
このあたり一帯が白銀の世界になれば。。視界も広くなだらかで気持ちがいいだろうと想像できます。

ガイドさんのお話では、つい1.2週間前までは ススキが生茂りそれはそれは、綺麗であったの事。
きっと、四季折々の美しい姿があるのでしょう。


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地層?
火山噴火の噴出物の層です。
このよえに人の目に層が触れるようになったのは、人々がこれらの噴出物を持ち帰ったためだそうですが、現在は禁止。
でも、偉大なる地球の成り立ちの一部を確認できるので貴重な場所だと思います。

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道の傍らに転がるこの石は何でしょう?

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「スコリア」と呼ばれるもので、神鍋山火山群の噴火の時に飛び散ったマグマが冷えて固まったものです。
穴が多いのは、マグマが発砲してガスが抜けたため。
この、スコリア、持ってみると えっ?と 腕が笑う感じ。 軽いんです。 石の大きさから想像する重さよりずっと軽い。
お風呂で使う「軽石」のようなもの。
ただ、軽石よりは荒いので 軽石として使うと血みどろになりますとのこと。。
神鍋高原一帯はスコリア丘なので、豪雨でも地面に浸透していき、水溜りなどが出来る事もなく、水害も少ないのだそうです。



少し坂を下ります。
足を滑らせては大変とゆっくりゆっくり歩く私をよそに(笑)ガイドさんは、さっさと歩かれます。
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お元気で羨ましい。。

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「風穴」に到着した時には、慌てて写真もブレブレ

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噴火活動によってできた溶岩洞窟です。
火山の噴火により流れ出た溶岩が徐徐に冷えて固まるとき、表面が固まった溶岩の中から、まだ固まりきらない溶岩が流れ出てきた空洞や、溶岩の中の高圧ガスが噴出したあとだとされています。

風穴の中は、年中8度と一定で、地元の人が天然の冷蔵庫として使ってきました。

こちらも、現在も現役ですが。。地区の方のためだけのものです。




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さて、噴火口に向けて出発。
このような草原を歩きます。
「トレッキング」と言い、申込書に登山用のポールが必要かどうかの記載欄があったりしたので 本格的登山を想像していましたが、意外に見晴らしのいい地をピクニック気分で行きます。

と。。。言うもの、写真を撮る余裕はなく。。




こちらが 噴火口です。
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写真では、蒸気がたちこめているかのように見えていますが、雨降り日だったからです。
修学旅行で、阿蘇山の噴火口まで行った時、ドロドロとした中に火が見えていたような記憶があったので。
静かな噴火口に 「神鍋山は死火山ですか?」とお聞きしてしまいましたが、現在「死火山」「休火山」という言葉はないのだそうです。 天文学的な時の流れの中、1000万年2000万年という年月は 一瞬でしかなく、火山は「いつ噴火してもおかしくない」ということなのだそうです。
そう言われれば、この場に居て大丈夫なの?と言いたくなりますが、瞬時に起こるものではないのでしょう。


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噴火口の周囲は750メートル。
眺めがとてもよく、お天気が良ければ、風に吹かれながらお弁当を食べるのもいいかもしれません。

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この日は、リフトの試運転がされていました。
スキー客で賑わう日が近づいています。



ガイドの泉さんとは、自然についての色んなお話をさせて頂きました。
「神鍋山野草を愛でる会」の会長さんを務めておられて、「神鍋山の山野草」という本を出す予定でいらっしゃるそうです。
道すがら、可憐でかわいい花をたくさん教えてくださいました。
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雨の中で、きちんと構えずに撮ったもので、綺麗に撮れていない写真が少なくて紹介できないのが残念。


最初に説明して頂いた、「溶岩流ツアー」と言うのも面白そうだったので、次回機会があれば、是非 訪れたいと思っています。




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[ 2015/11/24 17:09 ] ---まちあるき--- 兵庫県 | TB(0) | CM(2)

数週間の違いでも

湯村温泉から神鍋高原へ…

まるで路線バスの旅のような長距離移動…
緻密に計画をたてられたyumeさんだからこそ成功されたんでしょうね!

一乃なら…多分どこかで眠ってしまって乗り過ごしそうです(苦笑)

ガイドさん、同じ泉さんだったんですね!
雨で足元が悪い中でのトレッキング、大変でしたね。

出発日は数週間しか違わないのに、お写真を拝見すると、違う場所みたいに見えました。山の季節の流れははやいということでしょうか。


スコリアの石…濡れると色がかわるんですね。一乃が見た時は赤褐色だったのに不思議です。

雨でお写真を撮るのが大変だったとのことですが、
噴火口のお写真は、しっかりすり鉢状になっているのが分かる上に、雨だからこそ、蒸気のようになって、まるで活動中の火山のように見えますね!
[ 2015/11/24 23:06 ] [ 編集 ]

★藤南一乃さん

早いもので、神鍋高原噴火口トレッキングからもう一週間以上過ぎました。
昨日からの冷え込み、また山の景色もお天気も変わった事でしょう。
ジオパークの事務局の方とご相談した時、「11月半ばでも雪がちらつくことがあります」との事で心配でしたが、先週はトレッキングすれば汗ばむくらいの気温でした。もしかした、今日あたりは雪がちらつくかなぁ。

泉さんがあまりにお元気で、ついていくのが大変だった私(笑)
写真もままならぬ感じで、お恥ずかしい限りなんですよ。

でもいい経験でした。
溶岩流コースも是非歩いてみたいものです。
[ 2015/11/26 08:30 ] [ 編集 ]

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