名鉄岐阜駅から知立駅まで快速特急。
知立駅から西尾線に乗換。西尾線「吉良吉田駅」
西尾線の終着は「吉良吉田駅」となっていますが、路線地図上ではそのままに1本につながっている蒲郡線。
そのまま乗換かと思ってたら一旦改札を出て蒲郡線に乗換です。






名鉄はそれぞれの路線に複雑な歴史を持っていて、スラスラと人に語れるようになるようになるには、かなりの勉強が必要そうです。
現在 吉良吉田駅~蒲郡をつないでいる蒲郡線。
元は、吉良吉田駅~碧南駅を結んでいた「三河線」の一部でした。(地図参照 吉良吉田駅~碧南駅2004年廃止)
今乗車してきた知立~吉良吉田駅の前身は碧南電気鉄道・西尾鉄道・名岐阜鉄道となりますから、吉良吉田駅で改札を出る必要があるのも少しは納得できます。
ただ、以前は本線からの特急の直通運転があった輝かしい時代がありました。
その後 モータリゼーション・三河湾観光の衰退により現在は、存続すら危ぶまれる状態となり、運行形態の変更などになり現在の形となっています。
吉良吉田駅のホームの配置も、別会社だった頃の名残を残す複雑なものになっていて惹かれるものがあります。

(Wikipedia 「吉良吉田駅」 より抜粋)
「蒲郡方面」



列車の左横に三角屋根の吉良吉田駅が見えています。

「廃線となった碧南方面」
駅前の道路は広く、碧南方面行代替バスが発着しています。
広い道路はしばらく進むと廃線跡となります。もう少し歩ける時間があったなら確認できたのに、と残念です。


廃線となった線路はしばらく続き、残されている踏切は蒲郡方面ホームに電車が来ると警報機がなるというなんとも健気な遺産です。
「知立・名古屋 本線方面」

名古屋方面行列車から、蒲郡線の列車が見えています。

「列車とホームの間が空いております。ご注意ください」
よく聞く案内ですが、ここは離れすぎています。段差があるうえに30センチ位は空いていてるでしょうか。案内がなければそのまま線路に。。も十分にあり得ます。

今度は名古屋方面に沿う道路を少し歩いてみます。





西尾線・蒲郡線とも駅名標はお隣の片側は空白となってしまっています。
それぞれがしっかりと独立してしまっている事を目の当たりにしてしまいました。
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「名鉄の旅」編、地元なので更新楽しみにしています!前の記事にある岐阜駅(JRですが)毎日通勤で通過してますが、ここ10〜20年で随分変わったと思います。
吉良吉田まで、長い道のりだったのではと思います。ちょうど20年くらい前に西尾まで単発バイトで出かけた際の帰り、記事にもありました2004年廃止の三河線(「海線」と呼んでました)区間がどんなものか気になって吉良吉田まで西尾線に乗って行ったことがあります。時間がなくて三河線には乗れませんでしたが、いかにも「終着駅」という風情の駅だったのを覚えていて懐かしいなあと思い出しました。
こちらこそ、地元の方の情報、間違い、よもやま話とっても楽しみです。
長年鉄道旅をしてきましたが、ほぼ真っ白な状態で手探りではじめた名鉄旅、これがなかなか面白い(笑)
絶対 制覇するぞ~~という意気込みです。
吉良吉田も面白い駅ですね。
コメントお待ちしています。
吉良吉田は吉良上野介と関係あるそうですね。私は西尾まで行きましたが、吉良吉田にはいってませんわ、三河線とややこしくなっているのですね、近鉄の橿原神宮前とよくにてますね。
廃線のために路線が途切れていたり、蒲郡線とは直線でつながっていなかったりと面白い駅です。
近鉄の橿原神宮前駅も複雑な配線で面白いのですが、綺麗ですね。
昔の京阪三条駅もよく似ていますね。 またこんな話をすると懐かしくなります。
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